正解:b. annoyed
【解説】
leave(OをCのままにする)は第5文型(SVOC)を作る代表的な動詞で、空欄には第5文型(SVOC)の補語Cになる言葉を表現する。
第5文型(SVOC)のOとCには「主語-述語の関係/OがCである、OがCする」があるので、英文法(語順のルール)に慣れるまでは、OとCの部分だけを文として抜き出して考えるようにしよう。
a. annoying を選んだ場合
The train delay left everyone annoying.
↓ OとCを文として抜き出すと……
Everyone was annoying.
annoy(をイライラさせる)は「人の感情を表す他動詞」「人を目的語に取る他動詞」なので、その現在分詞 annoying は進行(〜している)ではなく能動(人を〜させるような)を表す。“Everyone was annoying.(みんなが人をイライラさせるようだった)” だと意味が成り立たないので、a. annoying は不適切。
b. annoyed を選んだ場合
The train delay left everyone annoyed.
↓ OとCを文として抜き出すと……
Everyone was annoyed.
“Everyone was annoyed.” は文法的には受動態(受け身)で、それに沿って直訳すると「みんながイライラさせられた=みんながイライラしていた」という意味が見えてくる。文脈的にも成り立つので、b. annoyed が適切。
The train delay left everyone annoyed.
(列車の遅延がみんなをイライラさせた)
c. to annoy を選んだ場合
“The train delay left everyone to annoy.” となるが、annoy(をイライラさせる)は他動詞なので、これだと目的語Oがない形になってしまい、不適切だとわかる。
正解:a. confusing
【解説】
find(OをCだと思う、OがCだとわかる)は第5文型(SVOC)を作る代表的な動詞で、空欄には第5文型(SVOC)の補語Cになる言葉を表現する。
(1) と同様に、OとCの部分だけを文として抜き出して考えてみよう。
a. confusing を選んだ場合
I found technical terms confusing for beginners.
↓ OとCを文として抜き出すと……
Technical terms were confusing for beginners.
confuse(を混乱させる)は「人の感情を表す他動詞」「人を目的語に取る他動詞」なので、その現在分詞 confusing は進行(〜している)ではなく能動(人を〜させるような)を表す。
“Technical terms were confusing for beginners.(専門用語は初心者を混乱させるようなものだった)” は文脈的にも成り立つので、a. confusing が適切。
I found technical terms confusing for beginners.
(私は専門用語が初心者にとって分かりにくいと思った。)
b. confused を選んだ場合
I found technical terms confused for beginners.
↓ OとCを文として抜き出すと……
Technical terms were confused for beginners.
“Technical terms were confused.” は文法的には受動態(受け身)で、それに沿って直訳すると「専門用語が混乱させられた=専門用語(自体)が混乱していた」という意味になるが、これだと文脈が成り立たないので、b. confused は不適切。
c. confusion を選んだ場合
I found technical terms confusion for beginners.
↓ OとCを文として抜き出すと……
Technical terms were confusion for beginners.
confusion(混乱)は名詞なので、これだと「専門用語は混乱だった」という意味になってしまうので、c. confusion は不適切。
正解:a. waiting
【解説】
keep(OをCのままにする)も第5文型(SVOC)を作る代表的な動詞で、空欄には第5文型(SVOC)の補語Cになる言葉を表現する。
ここまでと同様に、OとCの部分だけを文として抜き出して考えてみよう。
a. waiting を選んだ場合
The heavy snowfall kept many travelers waiting at the airport.
↓ OとCを文として抜き出すと……
Many travelers were waiting at the airport.
wait(待つ)は自動詞なので、その現在分詞 waiting は進行(〜している)を表す。
“Many travelers were waiting at the airport.(多くの旅行者は空港で待っている状態だった)” は文脈的にも成り立つので、a. waiting が適切。
The heavy snowfall kept many travelers waiting at the airport.
(大雪が多くの旅行者を空港で待たせ続けた。
=大雪のせいで、多くの旅行者が空港で待ち続けた。)
b. waited を選んだ場合
The heavy snowfall kept many travelers waited at the airport.
↓ OとCを文として抜き出すと……
Many travelers were waited at the airport.
wait(待つ)は自動詞なので、その過去分詞は受動の意味(〜される)にはならない。
大人の夏期講習の「基礎編」でも整理したように、受動の意味(〜される)になる過去分詞は、他動詞の過去分詞( steal / を盗む → stolen / 盗まれた、など)であり、b. waited は不適切。
c. wait を選んだ場合
The heavy snowfall kept many travelers wait at the airport.
↓ OとCを文として抜き出すと……
Many travelers wait at the airport.
原形不定詞( to がない不定詞)を従えるのは、使役動詞の make(無理やり〜させる), have(当然のこととして〜させる), let(自由に〜させる)や知覚動詞( see, watch, hear, feel, notice など)、help(人が〜するのを助ける)だけなので、c. wait は不適切。
正解:b. informed of
【解説】
keep(OをCのままにする)も第5文型(SVOC)を作る代表的な動詞で、空欄には第5文型(SVOC)の補語Cになる言葉を表現する。
ここまでと同様に、OとCの部分だけを文として抜き出して考えてみよう。
a. informing about を選んだ場合
The manager kept us informing about the changes to the schedule.
↓ OとCを文として抜き出すと……
We were informing about the changes to the schedule.
inform(に知らせる)は普通の他動詞なので、その現在分詞 informing は(自動詞の現在分詞と同じく)進行の意味(〜している)になる。
また、普通の他動詞( do )が現在分詞( doing )になった場合には目的語Oが必要だが、 “The manager kept us informing about …” だと目的語Oがない形になるので、a. informing about は不適切。
※現在分詞 -ing が能動の意味(人を〜させるような)になるのは、surprise(を驚かせる)や tire(を疲れさせる)といった「人の感情を表す他動詞」や、fatten(を太らせる)や dry(を乾燥させる)といった「そもそも『人を〜させる』というニュアンスを持った他動詞」の場合。
b. informed of を選んだ場合
The manager kept us informed of the changes to the schedule.
↓ OとCを文として抜き出すと……
We were informed of the changes to the schedule.
抜き出した “We were informed of the changes.” は受動態の文なので、能動態に戻して考えるとスッキリする。そのために、まずは「能動態 → 受動態」の流れを確認した上で、「受動態 → 能動態」という流れに戻ってこよう。
● 「能動態」を「受動態」にする3ステップ
Someone stole my wallet.
(能動態:誰かが私の財布を盗んだ。)
↓ 目的語O( my wallet )を主語にして……
↓ 他動詞( stole )を be + 過去分詞にして……
↓ 主語S( Someone )を by 〜 にすると……
My wallet was stolen (by someone).
(受動態:私の財布が誰かに盗まれた。)
※受動態の文の by 〜 は、自明の場合( by us, by you などの世間一般の人々)と不明の場合( by someone )は省略される。
これが「能動態を受動態にする3ステップ」だが、受動態を能動態にする場合には、この逆を考えればいい。
● 「受動態」を「能動態」にする3ステップ
My wallet was stolen (by someone).
↓ by 〜 を主語Sにして……
↓ be + 過去分詞を、能動形の他動詞( steal )にして……
↓ 受動態の文の主語( My wallet )を、目的語Oにすると……
Someone stole my wallet.
これを踏まえて、先ほどの “We were informed of the changes to the schedule.” を能動態にすると、以下のようになる。
We were informed of the changes to the schedule (by the manager).
↓ by 〜 を主語Sにして……
↓ be + 過去分詞を、能動形の他動詞( informed )にして……
↓ 受動態の文の主語( We )を、目的語Oにすると……
The manager informed us of the changes to the schedule.
(マネージャーは私たちに予定の変更を知らせた。)
という形が見えてくる。inform(に知らせる)は、関連の of(〜について)と一緒に使う代表的な他動詞で、今回のように inform A of B(AにBを知らせる)という形でよく使う。
OとCを抜き出した文や、さらにそれを能動態に戻した文が、文法的にも文脈的にも成り立っているので、informed of が適切。
The manager kept us informed of the changes to the schedule.
(マネージャーは私たちに予定の変更を常に知らせてくれていた。)
c. to inform を選んだ場合
The manager kept us to inform the changes to the schedule.
keep(OをCのままにする)は第5文型(SVOC)を作るものの、ニュアンス的には「状態」を表す他動詞なので、「動作」のニュアンスが強い不定詞( to do )を従えることはなく、c. to inform は不適切。
正解:a. bloom
【解説】
make(OをCにする、Oに無理やり〜させる)は第5文型(SVOC)を作る代表的な動詞で、空欄には第5文型(SVOC)の補語Cになる言葉を表現する。
ここまでと同様に、OとCの部分だけを文として抜き出して考えてみよう。
a. bloom を選んだ場合
使役動詞の make(Oに無理やり〜させる)については、「原形不定詞( to がない不定詞)を使う」というところばかり注目されがちだが、文型としては、 “ask someone to do / 人に〜するようお願いする” や “enable someone to do / 人が〜するのを可能にする” などと同じように、(形容詞的用法の)不定詞が補語Cの第5文型(SVOC)になっている。
The warm weather made the flowers (to) bloom quickly.
主語S:The warm weather
動詞V:made
目的語O:the flowers
補語C:(to) bloom quickly(原形不定詞/ to は不要)
これを踏まえて、 OとCを文として抜き出すと、 “The flowers bloom quickly.” となる。(補語Cが不定詞の場合は、be 動詞を補うのではなく、不定詞の中の動詞をVにする。)
“The flowers bloom quickly.(花がすぐに咲く)” は文脈的にも成り立つので、a. bloom が適切。
The warm weather made the flowers bloom quickly.
(暖かい気候が花をすぐに咲かせた。
=暖かい気候のおかげで、花がすぐに咲いた。)
b. bloomed を選んだ場合
The warm weather made the flowers bloomed quickly.
↓ OとCを文として抜き出すと……
The flowers were bloomed quickly.
bloom(咲く)は自動詞なので、その過去分詞は受動(〜される)にはならず、完了(〜し終えた)の意味・状態を表す。
⚫︎ 自動詞の過去分詞は完了(〜し終えた)を表す
fall(落ちる)→ fallen(落ち終えた)→ fallen leaves(落ち終えた葉っぱ、落ち葉)
retire(退職する)→ retired(退職し終えた)→ a retired person(退職した人)
marry(結婚する)→ married(結婚し終えた)→ married person(結婚した人、既婚者)
ただ、 “The flowers were bloomed quickly.(花がすぐに咲き終えていた(?))” というのは意味として不自然なので、b. bloomed は不適切。
c. to bloom を選んだ場合
make が第5文型(SVOC)の補語Cに不定詞を従える場合には、原形不定詞( to がない不定詞)を従えるので、c. to bloom は不適切。
正解:c. confused
【解説】
make は原形不定詞( to がない不定詞)を従える使役動詞(Oに〜させる)として使うとは限らない。そもそも第5文型(SVOC)を作る他動詞だという、より広い視野を持っておこう。
a. confuse を選んだ場合
ここでの動詞の原形 cofuse(を混乱させる)は原形不定詞( to がない不定詞)ということになるが、そもそも他動詞 cofuse の目的語Oがない形になるので、a. confuse は不適切。
また、第5文型(SVOC)のOとCの関係を見ると、「私たちが(誰か)を混乱させた(?)」という意味になるので、 “His words made us confuse.” だと、文法的にも文脈的にも成り立たない。
b. confusing を選んだ場合
His words made us confusing.
↓ OとCを文として抜き出すと……
We were confusing.
(1) や (2) で確認したように、confuse(を混乱させる)は「人の感情を表す他動詞」なので、その現在分詞 confusing は進行(〜している)ではなく能動(人を〜させるような)を表す。
つまり、“We were confusing.” は「私たちは誰かを混乱させるようだった」という意味になるが、これだと、元の第5文型(SVOC)の文が「彼の言葉が、私たちが誰かを混乱させるようにさせた(?)」という不明瞭な意味になるので、b. confusing は不適切。
c. confused を選んだ場合
His words made us confused.
↓ OとCを文として抜き出すと……
We were confused.
“We were confused.” は文法的には受動態(受け身)で、それに沿って直訳すると「私たちは混乱させられた=私たちは混乱していた」という意味になる。OとCを抜き出した英文が、文法的にも文脈的にも成り立つので、c. confused が適切。
His words, which were unusual for him, made us confused.
(彼の言葉は、彼には珍しいものだったのだが、私たちを混乱させた。)
正解:b. repaired
【解説】
get(OをCの状態にする、Oに〜させる/してもらう)も第5文型(SVOC)を作る代表的な動詞なので、OとCを文として抜き出して考えるのを基本的なアプローチにしよう。
a. repair を選んだ場合
I need to get my laptop repair as soon as possible.
原形不定詞( to がない不定詞)を従えるのは、使役動詞の make, have, let や知覚動詞( see, watch, feel など)が原則。get が不定詞を従える場合には、普通の不定詞( to do )なので、a. repair は不適切。
また、仮に原形不定詞 repair という形を許容したとしても、これだと、他動詞 repair の目的語Oもなければ、「ノートパソコンが(何か)を修理する」という意味になってしまうので、文法的にも文脈的にも不適切。
b. repaired を選んだ場合
I need to get my laptop repaired as soon as possible.
↓ OとCを文として抜き出すと……
My laptop is repaired.
“My laptop is repaired.” は「私のノートパソコンが修理される」という意味で成り立っているので、b. repaired が適切。
I need to get my laptop repaired as soon as possible.
(できるだけ早く、ノートパソコンを修理してもらう必要がある。)
c. to repair を選んだ場合
I need to get my laptop to repair as soon as possible.
↓ OとCを文として抜き出すと……
My laptop repairs as soon as possible.
a での解説と同様に、これだと、他動詞 repair の目的語Oもなければ、「ノートパソコンが(何か)を修理する」という意味になってしまうので、文法的にも文脈的にも不適切。
正解:b. working
【解説】
get(OをCの状態にする、Oに〜させる/してもらう)も第5文型(SVOC)を作る代表的な動詞で、補語Cには純粋な形容詞だけでなく、現在分詞 -ing や過去分詞 -ed 、(形容詞的用法の)不定詞 to do が続く。
a. work を選んだ場合
原形不定詞(to がない不定詞)を従えるのは、使役動詞の make, have, let や知覚動詞( see, watch, feel など)が原則なので、a. work は不適切。
b. working を選んだ場合
We finally got the printer working thanks to him.
↓ OとCを文として抜き出すと……
The printer was working.
“The printer was working.(プリンタが動いている)” は文脈的にも成り立つので、b. working が適切。
We finally got the printer working thanks to him.
(彼のおかげで、私たちはようやくプリンタが動くようにできた。
=彼のおかげで、私たちはようやくプリンターを動かせた。)
c. worked を選んだ場合
We finally got the printer worked thanks to him.
↓ OとCを文として抜き出すと……
The printer was worked.
work(動く、作動する)は自動詞なので、その過去分詞は受動の意味(〜される)にはならず、c. worked は不適切。
正解:c. signed
【解説】
have(OをCの状態にする、Oに〜させる/してもらう)も第5文型(SVOC)を作る代表的な動詞で、補語Cには現在分詞 -ing や過去分詞 -ed 、原形不定詞( to がない不定詞)が続く。
a. sign を選んだ場合
You should have these documents sign by tomorrow.
↓ OとCを文として抜き出すと……
These documents sign by tomorrow.
have は使役動詞として原形不定詞を補語Cに取れるものの、sign(に署名する)は他動詞なので、これだと他動詞 sign 目的語Oがない形になってしまう。また、OとCの間にある「主語 – 述語の関係」を確認すると、「これらの書類が(何かに)署名する」という、不自然な意味になってしまうので、a. sign は不適切。
b. signing を選んだ場合
You should have these documents signing by tomorrow.
↓ OとCを文として抜き出すと……
These documents were signing.
sign(に署名する)は普通の他動詞なので(感情を表す他動詞ではないので)、その現在分詞 signing は自動詞の現在分詞と同じく進行の意味(〜している)になるが、これだと a と同様に「これらの書類が(何かに)署名している」という不自然な意味になってしまうので、b. signing は不適切。
c. signed を選んだ場合
You should have these documents signed by tomorrow.
↓ OとCを文として抜き出すと……
These documents were signed.
“These documents were signed.” は「これらの書類が署名される」という意味になっていて、文法的にも文脈的にも成り立つので、c. signed が適切。
You should have these documents signed by tomorrow.
(あなたは明日までにこれらの書類が署名されるようにした方がいい。
=あなたは明日までにこれらの書類に署名してもらうべきだ。)
正解:c. enter
【解説】
see(Oが〜するのを見る)は知覚動詞で、補語Cに不定詞を続ける場合には、原形不定詞( to がない不定詞)にする。
a. enter into を選んだ場合
I saw the man enter into the station.
enter(に入る)は他動詞なので、into のような前置詞は伴わず、 “enter the station” のように表現するので、a. enter into は不適切。
b. entered in を選んだ場合
I saw the man entered in the station.
↓ OとCを文として抜き出すと……
The man was entered in the station.
“The man was entered in the station.” は他動詞 enter(に入る)の受動態で、「その男『が』入られた(?)」という意味になるので b. entered in は不適切。
一応、この受動態の文を能動態の文に戻すと次のようになるが、やはり不適切だとわかる。
The man was entered in the station (by someone).
↓ by 〜 を主語Sにして……
↓ be + 過去分詞を、能動形の他動詞 entered にして……
↓ 主語 the man を、他動詞 entered の目的語Oにすると……
Someone entered the man in the station.
(駅で誰かがその男に入った?)
c. enter を選んだ場合
I saw the man enter the station.
↓ OとCを文として抜き出すと……
The man entered the station.
第5文型(SVOC)の目的語O( the man )と補語C( enter the station / 原形不定詞)を抜き出した文 “The man entered the station.” は「その男が駅に入った」という意味で、文法的にも文脈的にも成り立っているので、c. enter が適切。
I saw the man enter the station.
(私はその男が駅に入るのを見た。)