「ああ、英単語をもっと知っていれば……」
これまで英語に触れてきたあなたは、
✔ 日常会話でのストレスを減らしたい
✔ 英文をスラスラ読めるようになりたい
✔ TOEICや英検などのスコアを上げたい
✔ 聞き取りやすくしたい
✔ いずれは自信を持って海外旅行を楽しみたい
✔ 仕事で使う英語の不安を減らしたい
✔ 字幕なしで洋画を楽しみたい
などと思ったことはありませんか?
それと同時に、「この英単語さえわかれば……」と思ったことはないでしょうか?
実際、英単語の知識は(英文法に匹敵するくらい)重要な土台ですよね。「語彙力」が「あなたの英語力」に直結していることは、言うまでもないことです。
どんな努力でも、順番を間違えると逆効果
英語に触れている私たちにとっては、「どんなに正しい行動も、順番を間違えると逆効果」だということを、よく理解しておく必要があります。
例えば、あなたが木の船に乗って旅をしているとしましょう。その船の底に穴が空いてしまい、船がどんどんどんどん沈んでいるとします。
この危機的な状況において、「船に入ってきた水をバケツで掻き出す」という行動は、効果的な行動だと言えるでしょうか?
確かに最終的には、「船に入ってきた水をバケツで掻き出す」という行動は必要かもしれませんが、それは船が沈んでいく状況で最優先すべきことではないですよね?
優先すべきは、「穴をふさぐ」という行動です。穴が開いた状態でいくらバケツで水を掻き出しても、心身ともに消耗するだけで、いずれは船は沈んでしまいます。
私たちの英語学習もこれと同じです。
「英文を読む」「英語で表現する」「問題集を解く」といった努力そのものが無駄なわけではありません。ただ、英単語(や英文法)の穴が開いたままだと、せっかくの努力に見合った報酬が得られないのです。
英単語の2つの覚え方
ここで一つ確認です。あなたは英単語の覚え方に「2つの覚え方」があると気付いているでしょうか?
(1) 愚者の覚え方
一つは、よく陥りがちなのですが、まるで強制労働かのように、
transaction ⇔ 取引、処理
precaution ⇔ 予防策、用心
ingredient ⇔ 材料、成分
と、英単語と日本語「だけ」をひたすら往復する覚え方です。
確かに、これでも英単語の意味を覚えることはできると思いますが、こうした強制労働だと、心身ともに疲弊しますし、自分の身体に鞭を打つ分、継続が難しいものです。また、英単語の意味は覚えられたとしても、「実際にどんな場面で使う言葉なのか?」が謎のままなので、労働に見合った報酬が得られません。
「単語の意味だけを往復する」というのは、愚者の覚え方なのです。
(2) 賢者の覚え方
では、賢者はどうするのか?
賢者は、英単語の意味だけでなく、「身近な文脈」「音」「アウトプットの経験」といった関連情報を付け合わせにして、英単語を食べています。
なぜ、こうした関連情報と一緒に英単語を食べるのが効果的かと言うと、私たちの脳には、記憶を思い出すときに「関連する情報をキッカケにして思い出す」という機能があるからです。
例えば、「先週の日曜日に何を食べたのか?」を思い出す場合でも、「誰と」「どこで」といった関連情報をキッカケにして、「確か先週の日曜日は、彼と……百貨店のグルメフロアで……ステーキを食べたんだ!」と思い出しますよね?
ステーキ「だけ」を直接思い出す人はいないわけです。
このように、その記憶にまつわる関連情報があれば、それがキッカケとなり、記憶が無理なく思い出されるのです。単語の意味「だけ」を飲み込んでも、消化できないのは当然です。
「身近な文脈」「音」「アウトプットの経験」を通して英単語を覚えるのが、賢者の覚え方なのです。
単語帳やアプリの4つの問題点
さて、英単語をなるべく思い出しやすくするためには、「身近な文脈」「音」「アウトプットの経験」が重要だということがわかりました。
ただ、単語帳やアプリといった既存のプログラムには、改善すべき4つの問題点があります。(そもそも例文が添えられていない単語帳やアプリは論外として。)
問題点1. 例文が身近なものじゃない
例えば、roughly(だいたい・おおよそ)という言葉について。あなたは次のどちらの例文が、roughly という言葉の実際の使い方を覚えやすそうですか?
****************
単語帳やアプリによくある例文
「損害はだいたい( roughly )1億円になる見込みだ。」
身近な例文
「水の量はだいたい( roughly )でいいよ!」
****************
どちらの例文も、roughly(だいたい)という言葉の使い方は合っていますが、前者だとそれがどんなシーンなのかが想像しにくいですよね。
そこで、こういった想像しにくい例文は、すべて「身近なシーン」に置き換える必要があります。
問題点2. つまらない
英単語を覚えるときに「つまらない」というのは致命的です。なぜなら、人が何かを記憶するときには「楽しい!」「面白そう!」という状態が必要不可欠だから。
少し専門的な話になりますが、記憶の定着を力強くサポートする脳波であるθ(シータ)波は、「退屈しているとき」ではなく「興味を持っているとき」に出ることがわかっています。
※ θ(シータ)波:記憶の中枢器官である海馬から出る脳波
あなたはお手持ちの単語帳を開いて、「楽しい!」「面白そう!」という感覚が沸いてきますか? そういった感覚がないとしたら、英単語の覚え方をもっと楽しめる方法(少なくとも苦痛ではない方法)に置き換える必要があります。
問題点3. 自主的に計画を立てないといけない
単語帳やアプリなどを使って英単語を覚えていく場合には、自主的に計画を立て、自らの意志で行動を継続する必要があります。
確かに、本来は自主的に計画を立て、自らの意志で行動を継続することが大切だと、私も思っています。けれども、そうした強い意志を持っている人は、100人中5人くらい、いえ、もっと少ないかもしれません。
もしも記憶の定着に効果的な学習計画や環境がすでにあって、自分で計画を立てるエネルギーを節約できるとしたら……? 余ったエネルギーを英単語の学習に使うことができますよね。
問題点4. 環境からの刺激がない
単語帳やアプリでは、英単語を覚えるという行為は一人で行うものです。アプリによっては「声をかけてくれる」ようなものもありますが、所詮は機械。スマートフォンに機械的な声をかけられて「嬉しい」という人はいないでしょう。
人間は本来、社会的な(繋がりを求める)生き物です。他の人たちからの刺激がない環境では、モチベーションが維持できないのは当然なのです。
研究室への誘い(いざない)
こうした「単語帳やアプリの問題点」や「記憶の仕組み」などを踏まえて、逆転の発想とちょっとした遊び心から生まれたのが、あたなも体験した English Words Laboratory(英単語ラボ)です。
ここからは、研究室の中を覗いていきましょう。
コンセプト(例文のご紹介)
例文には、その英単語の意味を思い出すキッカケ(=関連情報)を与えるという大切な役割がありますが、その例文が日本語よりも遠い存在である英語だと、なかなか取っつきにくいものです。
そこで、「だったら、覚える英単語以外のところは、いっそのこと日本語でいいか!」という逆転の発想から生まれたのが、英単語ラボのメインコンテンツです。
英単語ラボで扱う例文は、「医者からもらった prescription はいつまで有効ですか?」というような「英単語 × 日本語」という例文です。
こうした例文はなかなかありませんが、日本語がベースになっているので、その英単語を実際にどんなシーン(文脈)で使うのかを、感覚レベルに落とし込めます。
例文の「英文」と「音声」
また、これは英単語ラボを体験した人たちの声から生まれたものですが、例文の「英文」と「音声」も加えることにしました。
英文があることで、意外にも「英文法の復習にもなっています」という声も多く、英文法(語順のルール)の実践的な復習にも活用してもらえると思います。
取り組む英単語のレベル感
研究室で扱う英単語は、TOEICだと800点以上を、英検だと準一級以上を目指せる単語たちですが、そうした枠に囚われすぎる必要もありません。実際、先ほどの例文を見てもらうと、「なんだ、普段使いもできる英単語ばかりじゃん!」ということにも気づけると思います。
賢明なあなたならわかると思いますが、そもそも「この単語は TOEIC 専用のもの」という枠なんて存在しません。「TOEICだと800点以上を、英検だと準一級以上を目指せる単語」というのは、目安の一つだとお考えください。
集中力を高める2つの環境
「英単語 × 日本語の例文」「英訳」「音声」といった学習用コンテンツに加えて、英単語ラボでは次の2つの環境で学んでいきます。
(1)アウトプットのシェア
英単語ラボでは、単に英単語を覚えるだけでなく、覚えた英単語を専用のフォームからアウトプットすることができます。さらには、そのアウトプットを研究室のメンバーでシェアします。
他のメンバーが英単語を覚えている様子が見えることで、モチベーションへの刺激が生まれる仕組みです。
(2)ZOOMでの記憶会(月一/参加自由)
また、月に一度、ZOOMを使って「記憶会」を行います。
時間の使い方はある程度自由で、
・新しい英単語を覚える
・覚えた英単語をアウトプットする
・これまでの英単語の復習をする
など、自分に合った効果的な時間の使い方をしていきましょう。なお、ZOOMの録画やアウトプットフォームは共有するので、記憶会に出席できない月があっても大丈夫です。
研究スケジュール
スケジュールとしては、まずは「月に90個の英単語と例文 × 6ヶ月 = 540個」を予定しています。将来的には 2,000語、3,000語とやっていきたいと考えていますが、まずは「6ヶ月」という区切りを設けてやってみましょう。
また、取り組むペースの個人差を考慮して、次のようなスケジュールでコンテンツを公開していきます。
「スタートダッシュ型」「コツコツ型」など、人によって学習タイプは様々なので、自分に合ったペースで学べるような階層的なスケジュールで進めていきます。
※スタートは6月26日(日)を予定していますが、それまでにスペシャル特典(後述)をプレコンテンツとしてお届けします。
メールサポート
英単語や例文、音声は、1ヶ月分をまとめて公開するだけでなく、1週間分・1日分と小分けにしてメールでもお届けします。
スペシャル特典
また、スペシャル特典として、「175個の句動詞 for 英単語ラボ」をプレゼントします。
句動詞には、
call off(~を中止する)
call out(大声で呼ぶ)
make out(~を理解する)
make up(化粧をする/作り話をする)
make for(~に役立つ)
といった似たような形が多く、日常的にとてもよく使うにも関わらず、覚えにくい表現がたくさんあります。
こうした表現を、英単語ラボの学習スタイル(覚えて、思い出して、シェアする)に沿って学べるようカスタマイズしたものが、「175個の句動詞 for 英単語ラボ」という特典教材です。
研究室への参加費
以上が「英単語ラボ」の内容やスケジュールですが、この研究室には、いったいどれほどの価値があるでしょうか? 私は、6ヶ月間で10万円くらいの自己投資をする価値はあると感じています。
ただ、本当に多くの人が「英単語を覚えられない」「英単語を覚える環境がない」という悩みを持っていることは私は理解しています。
そして何より、「自己投資の額が大きいから」という理由ではなく、「覚えられるのが楽しいから」という理由で学んでいける研究室にしたいと思っています。
そこで、英単語ラボの参加費は、45,000円(税込49,500円)とすることにしました。なお、6ヶ月の学習期間が終わった後も、例文や音声などの教材は引き続き利用できるので、ご安心ください。
【追記】6月12日(日)までの特別案内
そして最後に。ここまでこのページを読んでくれているあなたは、英単語を楽しみながら覚えることに大きな関心を持っているのだと思います。先ほどもお話ししたように、英単語ラボには、そうした「好奇心」を持った人たちに集まってほしいと願っています。
そこで、今回のご案内では、20%の割引を設けることにします。
正規の参加費:
49,500円(税込)
↓
今回の参加費:
39,600円(税込)
お支払い方法は、銀行振込の場合は一括、クレジットカード決済の場合は一括・3分割・6分割をお選びいただけます。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。好奇心に溢れた研究室で一緒に学んでいけることを楽しみにしています。
森達郎
よくある質問
Q1. ZOOMでの記憶会(月一)は出席必須ですか?
A1. 出席は自由参加です。また、記憶会で使うアウトプットフォームはメールで共有するので、別の日にご自身のタイミングで取り組むことも可能です。
Q2. スペシャル特典「句動詞 for 英単語ラボ」は、EGAでもらっているものと同じですか?
A2. 扱う句動詞や例文は同じものですが、学習スタイルは英単語ラボの3ステップ「覚えて、思い出して、シェアする」に沿う形になります。
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