【EGM】第11話(アウトプットページ)


 
第11話「総復習(2)」

 
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◆授業を聞いて感じたことは?
◆たとえ復習ができなくても、絶対に忘れたくない知識や考え方は?
◆これまでの30日で、どんな小さな変化があったのか?
◆次の30日で、どんな小さな変化にチャレンジするか?
◆森へのメッセージ

などを教えてください。

お名前(姓のみも可)

 
  1. Keiko より:

    忘れている部分もあり、復習しなければという気持ちになりました。

  2. 武田恵 より:

    英文とにらめっこして、閃いた!となることが増えてきた感触が嬉しい限りです。私今回一番?となったのは、3番でした。この形容詞的用法の不定詞の関係詞節をばらすのに手取りました。baseにonが続くのは予想できるけど、辞書で調べると圧倒的 に be based on~の例文しかなく、通常受け身などと書かれており、戸惑いましたがしつこく探してみると、You sould base your conclusion upon careful research. というのが出てきて、やったあー となりました。3番が動画で簡単に見られてたら、そこまで調べてませんでした…笑

  3. terayama より:

    3.どこにあるのかわかりません。。。

  4. 武田恵 より:

    3番はどこへいったのでしょう…

  5. A. Watanabe より:

    やっと、倒置の復習がしっかりとできたと感じました。最初に否定語が来たらそのあとに倒置が起こるという程度の知識でしたが、今回でしっかりきちんとやり直しできました。

  6. せおか より:

    EGAでは倒置の話はあまりでてこなかったので、今回EGMで倒置を学習できて満足。
    今後倒置をみかけたら、今回の倒置レッスンを基礎に対応していきたい。

    (6)のmight as wellについて。
    熟語として意味は知ってたが、構造的にはなんとなく原級比較を使った表現なのかなとしか考えてなかった。表面的な熟語の意味「~してみたら?」「~してみてもいいわ」(自分が覚えてたやつ)からは、その本質的な文構造がみえにくい。改めて、文構造を理解してから意味を論理的に推し量ることって大切だなと思った。結果よりも過程を大切にしたい。

  7. 池田和子 より:

    例文1. We have a tendency to consider possessions as more important than spiritual values.

    ポイント1、★文構造を見る 
    to consider possessions as…は何か
    to do(不定詞)の形で、tendencyを修飾する形容詞的用法の不定詞のように見えるので、関係詞節に書き換えて確かめてみるが、他動詞considerの目的語である名詞possessionsがあり、文の要素が全てそろっているSVOの完全文であるので、形容詞的用法の不定詞ではない。

    ということで、この不定詞は 名詞の働きの一つである「直前の名詞を同格的に修飾する名詞的用法の不定詞」である。
    この文では接続詞thatを使った名詞節であるthat節に書き換えられる。
    that節も名詞節で 名詞の一種だから、同格的に前の名詞を同格修飾することができる。

    共通点に目を向けることが重要
    名詞と同じ働きをする4つのもの
    1. 名詞的用法の不定詞(名詞句の一種)
    2. 動名詞(名詞句の一種)
    3. that節(名詞節の一種)
    4. 間接疑問文(名詞節の一種)

    ポイント2、 asの品詞は何か?
    We have a tendency to consider possessions as more important than spiritual values.

    as more important 後ろに形容詞が来ているので副詞のasと間違えやすい。

    ★as の用法; 接続詞、前置詞、副詞の3種類がある
    接続詞5つ(~する時、~するので、~するように、~するにつれて、~するのと比べて)

    前置詞2つ (~のような(such as),  ~として )
    副詞   比較表現  (同じくらい as 形容詞 as )

    ★ 副詞のasについて解説
    解説例文 I bet no one is as good as I at losing sun glasses. 
     bet(他動) 賭ける
    私がサングラスを紛失するのと比べて同じくらい失くす人は誰もいないと賭けるよ。
        ➡ 私ほどサングラスをよく失くす人は他にいないよ。
    ★ as good as; 原級比較  一つ目の副詞のasが形容詞goodを修飾している、
     一つ目の副詞のasの【意味】 同じくらい

    ※ 副詞について: 副詞的用法の不定詞と、副詞のhowの2つの意味のうちの一つには共通点がある

    ◎形容詞を修飾する副詞的用法の不定詞 
    形容詞←<to do > ~するほど(形容詞)・・・・形容詞の程度を表す
                                
    ◎(副詞)howには2つの意味がある。
      * 一つは (副)howが形容詞を修飾している どれくらい~(形容詞)
     形容詞の程度を表す・・副詞的用法の不定詞と共通している 
      * もう一つの(副)how は、疑問詞…方法、手法を表す、どのようにして

    ★ I bet no one is as good as I at losing sun glasses.の2つめのasは接続詞
    I bet[(that) no one is ].

    that節の中 2つめのasは接続詞なので、SV構造になっている…be goodを補う
    [(that) no one  is ].

    ★元の例文1に戻って考える
    We have a tendency [to consider possessions as more important than spiritual values.

    to consider possessions as more importantのasは副詞のasではない
    (副)asでない理由
    その1、as more important as 原級asになっていない 比較級である
    その2、ズームアウトし、不定詞全体をよく観察・・・一緒に使われている動詞consider(考慮する)に注目
    asは前置詞のas,補語のas である
    前置詞のas,補語のas・・前置詞asの後ろに補語っぽいものが来るので補語のasと呼ばれる
    regard  A as B   AをBと見なす
    consider A as B  AをBと考える(見なす)

    Don’t regard yourself as(前置詞) inferior(形容詞) to others.
    例外的に前置詞の後ろに形容詞が来る
    第5文型における(補語C)の場所にある。(補語C)と言えば まず(形容詞)なので、前置詞の後ろではあるが、例外的に (形容詞)がやってくる。

    補語のas と一緒に使われる 見なす、考える系の他動詞
    define定義する、〔+目的語+as補語〕〈語句・概念を〉〈…と〉定義する.
    look on〔+as補〕…を〈…と〉みなす, 考える
    We look on him as an impostor. 彼を詐欺師と考えている.
    consider よく考える
    recognize 認める,認知する,承認する
    acknoledge 認める
    view〈…を〉見る,眺める.
    〔+目的語+as補語〕〈…を〉〈…と〉みなす.
    These cases are being viewed as models. これらの例は模範的なものと見られている
    see,  think of, などがある

    「regard A as B/AがBだと考える」と同じような意味になる。

    ★ しっかり文法的に捉えるならば、beingが省略されていると考えてもよい。
    単純な動名詞(品詞は名詞)beingが省略されていて、動名詞が前置詞の目的語となっている。            
    Don’t regard yourself as (being) inferior to others.

    ※ inferiorインフェリア(形容詞) inferior (比較なし) (位置・階級が)下位の; 下級の,低い. 劣っている
    superiorサピリア(形容詞)(more superior; most superior)
    1(比較なし) (位置・階級が)上位の; 上級の,高位の.
    a superior officer 上級官吏, 高官.
    叙述的用法の形容詞 〔+to+(代)名〕〔…より〕上位で,上級で【用法】than は用いない》.
    A general is superior to a colonel. 将官は大佐より上位である.
     orが来るとthanでなく、to になる。ラテン語由来
    ※ 補語のasはすごく大切 後ろに(形容詞)がやってくる
    ※ 動名詞beingが省略されている
    ※ または第5文型の癖が残っている

    ポイント3、接続詞thanの後ろのSV構造をしっかり補う
    We have a tendency [to consider possesions as more important
    than (we consider ) spiritual values (as important) ].
    比較級で用いられる接続詞than の後ろのSV構造をしっかり補う
    比較は、同じような内容、意味合い、文構造を比較するので、
    than (we consider ) spiritual values (as important)
    ※ 名詞的用法の不定詞の中での比較なので、接続詞thanの後ろに補うSV構造他、必要な補う文は [to consider possesions as more important than spiritual values]の外にあるものではなく、名詞的用法の不定詞の中にあるものを補う。
    ※(as important)を間違って またmore を入れてas more importantとしないように。

    私自身は 例文1の内容が最も練習を積まなければならないものだと思いました。先日学んだばかりなのに、 前置詞でありながら例外的に形容詞を目的語にとる補語のasを忘れてしまっていたこと、原級比較ではないのに 副詞のas と考えてしまったこと、regardでなくconsiderだったために
    第5文型様感覚をすっかり忘れてしまっていたこと、
    そして、接続詞thanの後ろのSV構造をしっかり補えるようになることが課題です。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    例文2  You’re not a true fan. あなたは本当のファンではない。
    People like you are what we call fair-weather fans.
    ※単語をすぐに辞書で調べることのデメリット
    文脈、言葉のつながりを観察、練習するチャンスを逃す
    単語を知らない悔しさから単語を覚える動機につなげるチャンスを逃す

    fair-weather fanにわかファン(好天気のfair-weather)
    ★what we call:関係代名詞を使った慣用表現 「いわゆる」
    (副)っぽいが(副)ではないので  “what we call”としてはダメ
    【理由】(関・代名詞)が作っている節は what we callまでではなく、
    [what we call fair-weather fans]までだから。
    what=the persons whom (人の場合・人と訳す。原則the think which 物事と訳す)
    ※重要 whatは先行詞を含んだ関係代名詞で、名詞節を導く
    関係代名詞what が導く名詞節がbe動詞の補語Cとなっている
    People←(【前句・形容詞句】like you) are [what we call fair-weather fans]. S is C be動詞の補語は形容詞 文全体としてはSVCの第2文型
    ★関係代名詞what が導く名詞節の中は
    [what  we  call  fair-weather fans].
    ⇩  SVOCの第5文型
     we call (them /the personsのこと) fair-weather fans.
    fair-weather fansは第5文型の補語Cである
    【直訳】あなたのような人は私たちが(世間一般の人が)にわかファンと呼ぶ人物だ。
    直訳だとまどろっこしいからwhat we callを「いわゆる」とするとより滑らかな日本語になるというだけのこと。
    【意訳】あなたのような人が、いわゆる(いわゆるでなく、よくでもいい)
    にわかファンと呼ぶ人だ。

    関係代名詞を使った慣用表現には、what we call の他に もう一つある
    A is to B what C is to D 「 AのBに対する関係はCのDに対する関係と同じだ」
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    例文4  This picture would have been near perfect had it not been for my glasses sliding down.
    ★助動詞の過去形が出てきたら まずは仮定法と考える
    仮定法とは:事実に反する動作や状態を表す述語動詞の部分のこと。
    would have been:仮定法過去完了・ひとつ前の時を表す
    this picture would have been near perfect
    仮定法過去完了;この写真はnear perfect だったのになあ。でも実際はnear perfectではなかった。

    ★near perfect :(形容詞)perfect を修飾している(副詞)near
    nearを前置詞として使うこともある。
    前置詞nearが形容詞句 としてbe動詞の補語になることもあり得るのだが、しかし、perfectが形容詞なので、nearは副詞と考えるのが無難。

    ★had it not been for~について
    This picture would have been near perfect had it not been for my glasses sliding down.
    had it not been for my glasses sliding down.
    ◎「Aが無ければ」:前置詞句without A および 群前置詞句but for A を使った表現がある。群前置詞句but for Aは古めの表現だが、現在も使われているので知っておくのは必要。
    ★had it not been for~「Aが無ければ」: 副詞節を使った表現…考えてもあまり見返りが無いので記憶するのがよい (森先生による)
    (前置詞)forが形容詞句を導いて(補語C)になるというのがあまり無い。
    ◎(前置詞句)が形容詞句としてbe 動詞の補語になり得る3つの代表的前置詞について
    様態のlike,
    状態のin,
    性質、性格のof, 
    上記3つは(補語C)になる(前置詞句)、形容詞句を導く代表的前置詞。
    他に、場合によっては(状態のon)を使うこともある。

    ifを省略せずに普通に表現すると
    if it were not for A  (今現在 Aが無ければ) 仮定法過去で表す
    if it had not been for A (あの時、Aが無かったならば) 仮定法過去完了で表す
    ★This picture would have been near perfect had it not been for my glasses sliding down.
    had it not been for my glasses sliding down.
    倒置が起こる2パターンあるうちの一つである
    仮定法で、 if節のifが省略されると、SVの倒置が起こり、疑問文の語順になる
    もしあの時、私のメガネが滑り落ちる(ずれる)ということが無かったら
    仮定法過去完了: had it not been for my glasses sliding down.
    (訳) もしあの時、私のメガネが滑り落ちる(ずれる)ということが無かったら
    殆ど完璧だったのに、実際はそうではなかった。それだけが残念だったなあ。

    ★for my glasses sliding downのsliding down.について
    sliding動名詞・・・ my glassesという≪主語≫付きの(動名詞)
    「私のメガネが ずれるということ」
    動名詞の意味上の主語は 文頭の主語と一致するときは書かない。
    意味上の主語が、文頭の主語と一致しない場合は 原則 意味上の主語は所有格で表わす。ただし、意味上の主語付きの動名詞が、他動詞や前置詞の目的語Oの場所に置かれるときのみ、所有格が目的格になってもよい。これは意味上の主語が他動詞や前置詞の目的語の場所に置かれているのでつい、目的格で表現してしまうというところから、目的格になってもよいということになったもの。この例文では前置詞の目的語の場所に意味上の主語が置かれているので目的格となっているが、他動詞や前置詞の目的格の場所でなければ 動名詞の主語は 本来所有格となるところである。その場合 形容詞が所有格を修飾するのはおかしい。直前の名詞がここでは目的格だが、以上の理由で所有格になっている場合がある。そのようなこともあるので、ここはslidingを形容詞ではなく、動名詞と捉えておくのが良い。
    slidingを(現在分詞)つまり(形容詞)と考えると、もし直前に所有格が置かれていた場合、(現在分詞)つまり(形容詞)を さらにまた所有格という(形容詞)に掛けることはできない。
    なので、sliding downの直前が目的格で表されていようが、所有格で表されていようがどちらの場合でも成立する見方として、前置詞forの目的格に動名詞が来ており、動名詞の意味上の主語は、所有格でも、目的格でも表されるので、この文のslidingは動名詞と押さえておくのがよい。他の初めて見聞きする同様の文でも動名詞と捉えると英文の文構造も取りやすい。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    例文5. I’m a bit obsessed about German. I’ve tried watching movies as well as reading books in the language, but hardly have I learned enough grammar to understand it.
    I’m a bit obsessed about German.私はドイツ語にちょっとはまっている。
    a bit:(副)的表現 ほんのちょっと
    記憶しておきたい表現:be obsessed about~
    obsess:(他動) 意味〈人に〉取りつく)の受動態で、~に対して取りつかれている、夢中である、熱中している、~にはまっている 
    辞書にはbe obsessed withの例が多く掲載されていた.
    be obsessed about~との違いは書かれていなかったが、
    「happy about と happy withの違い」について述べている文があったので、類推したのだが、aboutのコアの意味は「(漠然と)…の周辺に」なので、「全体的なことについて」と考えられ、withのコアの意味は「…とともに」であり、「より具体的に、詳細に表現できるようなことについて」熱中していると考えていいのではないかと思っている。

    ★try doing:動名詞 試しに~する(ingが現在進行形の形と綴りが同じなので、今現在、または過去のイメージ)
    ★try to do:不定詞 ~しようとする(前置詞toの持つ未来的イメージが、これから先~に向かう)

    ★as well as reading books in the languageについて
    as well as 原級比較の初めのas は副詞 「同じくらい充分に」
    wellの後ろのasは接続詞 で、意味は「~するのと比べて、~するのと同様に」、接続詞なので後ろにSV構造があるのだが省略されているのでSV構造を補って考える。
    比較は、単位が同じなのだから、接続詞asの後ろには 文構造が同じ、意味合いが同じものがくるので、初めの副詞のasの前にある同じような意味合いのSV構造 I’ve triedを補う。
    I’ve tried watching movies as well as(I’ve tried) reading books in the language となる。reading booksのreadingは、文の要素としては他動詞triedの目的語であり、目的語は名詞の一種である動名詞である。
    I’ve tried watching movies as well as(I’ve tried) reading books in the language
    ここまでを直訳すると「私は試しにドイツ語で本を読んでみたのと比べて同じくらい充分に映画も見てみたのだけれども。」➡「私はドイツ語で本を読むのと同じように映画も見てみたのだけれども」

    ★倒置が起こり疑問文の形になるパターン2つ
    パターンその1、
    例文4 仮定法を含むif 節の中で、ifを省略するとSVの倒置が起こり、疑問文の形になる。
    パターンその2、文頭に否定語が来ると倒置が起きて疑問文の語順となる
    例文5の等位接続詞but の後ろ
    hardly have I learned enough grammar to understand it.
    文頭に否定語が来ているので倒置が起きて疑問文の語順となっている
    1、打消しの副詞が文頭に来る
    hardly, scarecely ・・・・殆ど~ない(程度)
    rarely, seldom  ・・・・めったに~ない(頻度、回数)
    2、否定的な前置詞句・副詞句も 文頭に来ていれば 同様に倒置が起きる。
    例として 文頭に <Under no circumstances> どのような状況においても決して~ない 
    1,2のように 否定的な副詞、前置詞句・副詞句が文頭に来ていれば倒置が起きる。

    but hardly have I learned enough grammar < to understand it>.
    (訳)けれども、私はドイツ語を理解するために文法を殆ど学んだことが無かったなあ。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    例文6. You might as well do nothing, because it will have the same effect.
    (訳)あなたは何もしない方がましだ。というのもそれは同じ効果を生むだろうから。

    ★might as well~ 【意味】~しないほうがましだ、~しても同じだ
    might as wellの後に省略がある原級比較の文である
    might as well (do1 as do2 )   (do2するならdo1する方がマシだ。)
    ※よく使われる例文による説明
    You might as well throw your money away as spend it (in) gambling.
    throw (他動詞)❶ 投げる  ❷ ほうり出す  [ジーニアス英和辞典]
    前置詞句in doingにおける前置詞inの省略はよくある。
    inと動名詞がからむとinが省略されるケースが多い
    慣用句のin + ~ingのとき 特に動名詞慣用句表現でinが省略されることが多い。
    (例) be busy (in)~ing「~するのに忙しい」
    He was busy (in) preparing for the trip.「彼は旅行の準備をするのに忙しかった」
    (例) have difficulty(trouble) (in) ~ing「~するのに苦労する」
    I had great difficulty (in) finding her house.「彼女の家を見つけるのにとても苦労した」

    You might as well throw your money away as spend it (in) gambling.
    gamblingは文の要素としては前置詞inの目的語、目的語は名詞の一種である動名詞。
    (訳)ギャンブルにお金を費やすくらいならそのお金を捨ててしまった方がマシだ。

    ★例文6は仮定法と比較よりなる文
    You might …仮定法 
    You might as(副詞) well throw your money away as(接続詞) spend it (in) gambling.   itはyour money
    はじめのasは副詞のas,
    後ろのasは接続詞のasなので、接続詞のas の後ろに同じ意味合いのSV構造を補う。しかし ここでYou mightを補ってしまうと、仮定法になってしまう。言われている相手は実際にギャンブルにお金を費やしてしまっている可能性が高いからこそ そう言われているのであって、仮定の話ではない。
    なので、接続詞asの後ろに補うSVは仮定法でなく、直説法のmay。

    補ったmay…許可、許容を表す助動詞 ~してもよい 直説法 現在形の助動詞

    補った文
    You might as well throw your money away as (you may) spend it (in) gambling.
    【意味】私はあなたがギャンブルにお金を費やすのと比べて同じくらい充分に、お金を捨ててしまうのも許容できる。
    あなたがギャンブルにお金を使おうが、なげ捨てようがどちらも許容できるよ。どちらも同じ程度のことだ。ただ、話し手に「実際にはお金を捨てはしないだろう」という気持ちがあるから、仮定法を使ったYou might as well throwになっている。
    例文6. You might as well do nothingにあえて補うと
    You might as well do nothing (as (you may)do it),
    あなたがそれをするのを許容できるのと比べて、同じくらい充分に何もしないことを許容できるよ。
    because it will have the same effect.
    なぜなら、それをやっても同じ効果になるから。
    ➡ やってもやらなくても同じ結果になるわけだから。

    (感想) 予習段階で 訳出しはそう難しくなく、仮定法と比較が一緒になった文だなとは何度も説明して戴いているので考えました。
    ただ、何をどう補うかについては教えて頂いてなるほどなあという思いです。
    特に 接続詞の後ろにSVを補う場合、直説法の許容のmay が適切であるということには考えが及びませんでした。英語って、論理的な言語だなあと この例文でも、思いました。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    例文7. I’ve gone through so many friendships in so little time that it’s so hard for me to trust anyone.

    ★So that 構文である。
    普通 接続詞thatが作るthat節は名詞節を作る。しかし、接続詞thatが副詞のsoと一緒に使われている場合は例外的に副詞節を作る。
    soとの間に形容詞が挟まっているthat節も、soの後の形容詞を修飾する副詞節を作る。
    that節が形容詞の程度、結果を示している。SがVするほど(形容詞) 
    so (形容詞)←形容詞を修飾<that S V> 
    ※EGM第3話「that を見極めろ!」の例文6のso thatの授業を参照
    普通よく出てくるso that構文は、
    so  (形容詞) <that SV> の形容詞がBe動詞の補語になっている形容詞 というタイプが多い。
    S  is so (形容詞・C)<that SV> 
    しかし、形容詞は(補語C)になる、名詞を修飾するという2つの性質を持っている。普段は(補語C)として使われている形容詞が 今回は 名詞を修飾する形容詞が so that 構文の一部として機能しているために気付きにくい。
    I’ve gone through so many friendships in so little time that
    【直訳】 私は非常に短い時間にたくさんの人間関係を通り抜けてきたのでthat以下だ。

    ★副詞節<that it’s so hard [for me to trust anyone]>.の中の文構造
    形式主語it ,真主語は意味上の主語付きの名詞的用法の不定詞
    (訳) その結果、私がどんな人でも信頼するのはとても難しい。
    例文7のような長い文章は前から後ろへ訳し下げする方が訳しやすい。
    意味を考えて訳すと
    私は非常に短い時間にたくさんの様々な人間関係を経験してきたので、その結果
    私はどんな人であっても信頼するのはとても難しい。

    ※so that構文であること、that節の中は形式主語it ,真主語は意味上の主語付きの名詞的用法の不定詞であることは動画受講前に復習をした結果 一応解ったのですが、訳出しが難しく、言わんとする内容がしっくりくるまでに至りませんでした。
    「たくさんの様々な人間関係を経験すれば いろいろな人のことがよく解り、人間関係がスムーズにいく」という思い込みが邪魔して、筆者は全く反対のことを言いたかったのだということを理解できなかったのです。
    英文に置いて、筆者の言わんとするところを理解できるようになるというのも課題です。
    日本人の考え方と欧米人の考え方との間には、例えば性善説と性悪説といったような
    隔たりがあるから意味が取りにくいと思うのは 私だけでしょうか。

  8. Kaz より:

    毎回授業を聞いていると新鮮なものが発見できて面白い、ということはいかに自分が前回までにやったことを忘れているからと気が付き愕然とした。

  9. Kazu Ohta より:

    EGAに学び来年で早三年目になります。
    英文法を通して他にも通じる”勉強の仕方、学ぶ姿勢、考え方、”etc、、
    など今までに接したことのない講義だと思います。
    物事の順番を間違えると大きく結果に影響するとか、何度も何度も繰り返し学んで行くこと、とか
    今まで自分の人生の中で”積み忘れてきた何か”を今学んでいます!
    これからももっと学びを深めていきたいのでお付き合いをお願いします。
    28日のinput楽しみにしています。 太田

  10. 森達郎 より:

    ぼくがコメントするのを忘れていました。

    第11話の本講義はもちろんですが、アウトプット特典の “Reading is to the mind what food is to the body.” の文構造(語順)と意味も、とても参考になると思います。

    アウトプット特典への感想も気が向いたら書いてください。

  11. ホーガン清美 より:

    倒置が起こっている文章で、初見、意味が取れなかったけど、語順や品詞を見て何となく何かのせいでひっくり返っているんだろうと、英文を見る余裕が出てきました。

    私にとって大きな変化です。

  12. ホーガン清美 より:

    主語と動詞がひっくり返っている(倒置)文を見て最初不思議に思ったけど、その他の語順はおかしく無いから、何かのせいでひっくり返ってるだけだろうと、英文を見る余裕が出ました。語順や品詞から何となく見当がつくようになりました。

    私にとってスゴイ変化です。